【大塚家具 20億円の最終赤字】https://t.co/0mTvRiitsp
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2018年8月14日
大塚家具が14日発表した2018年6月中間決算(単体)は、売上高が前年同期比11.9%減の188億円、最終利益は20億円の赤字だった。大型店を中心とする販売不振が響く。
大塚家具が身売りのピンチでまた話題になっているけど、最大の問題は父と娘のどちらの方針が正しかったかではなくて、家具という扱う品物の性質上、親子で揉めてるとこの品物は縁起が悪いという話に尽きるのではないか。新居を構える人が利用するのだろうし。
— tri-chrome (@tri_chrome) 2018年8月14日
大塚家具、6月中間は20億円最終赤字 「事業継続に疑義」も再建策示せず
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2018年8月14日
久美子社長は「中価格帯も扱うように会社を変えようとするが、競合のニトリやイケアに対して、優位性を示すような有効な施策は持っておらず、同時に富裕層の顧客を失い続けた」https://t.co/E6lyv64QFl
勘違いしてる人多いけど元々父親のせいで悪化した経営を娘が1回救ってんだよね。今回も父親が経費ボロクソに使いまくってからの交代だし。しかも娘は90年代から大塚家具の要職を歴任してたけど、「何も知らない女が乗っ取ろうとしてる」って風潮が支配的だったよね、当時は。https://t.co/J1daFyZPLx
— クロノスの商人 (@ChronoMerchant) 2018年8月8日
余談ですが外資系生保の営業研修でも大塚家具の接客方法が取り上げられます。100万以上の高額家具を散々案内し客を申し訳ない気持ちにさせ最後20万くらいの割高ではあるが買えなくもない家具を買わせるという手法。経営はジリ貧基調であってもそこには高額な家具を買わせる様々ノウハウがあったのです
— もじゃ (@mojamojajyunnz1) 2018年8月9日
行ってきたのは大塚家具の有明本社のショールームなんだけど、あまりに悲惨な状態でちょっとビビった。まだお盆休暇の途中なのに、もしかしたら客より社員のほうが多いくらいの状態だった。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2018年8月14日
大塚家具は1年半前に銀座と豊洲に行ったけど、末端社員がやる気ゼロやったで。
— Planar (@makro_planar) 2018年8月8日
家具の知識がワイ以下やし、銀座は在庫連絡するって言ったまま3ヶ月放置。豊洲は見積り送るって言ったまま1ヶ月半放置した上に、最低価格保証どころか三越で取寄せするのと変わらん値段やった。誰があんなとこで買うねん…
大塚家具は親父の代から行き詰まってたから誰が後継でも負の遺産に苦労する構造で、古いタイプの大名の武田信玄の跡継ぎの勝頼みたいなもの。しかもこの場合信玄が生きてて外から全力で邪魔してくるから勝頼がかわいそう。
— ひとり配当金生活-さいもん (@hitori_haitou) 2018年8月14日
カリスマ経営者が差別化戦略で成長させた会社を、カリスマ外して普通の会社にしたらオリジナリティがなくなり客は離れていきす。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) 2018年8月13日
会社の魅力が消えます。
大塚家具は久美子社長が潰したことをどう見るの? いえいえ、そういう問題ではありません。 #BLOGOS https://t.co/q2gNU1Q8g4
大塚家具・久美子社長と石破茂が陥っている同じ勘違い?
— 危機即是利機 (@aisoposfox) 2018年8月17日
正しいけれど好ましくない?
違うね。そもそも正しくないし、好ましさは不十分。https://t.co/qZzx8ZnGIO
大塚家具の有価証券報告書と四半期報告書を読み込みました。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
財務的なお話を少々いたします
経営が苦しくなった企業を見かけると、バランスシートの賞与引当金を見ます。時系列で四半期報・有報を見比べると賞与支給サイクルとおおよその支給額を把握できるので、人件費削減の余地があるかどうかわかる
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
大塚家具は、6月末・12月末に従業員賞与を支払うようです。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
2018年6月期は月末が休日なので賞与が未支給で、95百万円の賞与引当金を計上している。これは半年分。従業員は約1400人なので、一人当たり支給額はごくわずか。2年前の6月期は157百万円だったので、3分の2になっている
ただし、2年間の間に従業員事自体も180人くらい減少している。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
従業員の平均給与は428万円、平均年齢38歳、平均勤続年数14年弱。
従業員平均でわずか6~7万円しかないボーナスをゼロにしてもほぼ財務的な効果はない(金額は単純平均です
貸借対照表を眺めて気づきましたが、大塚家具、歴史が割と長い企業であるにもかかわらず現金で支給する退職一時金制度も企業年金制度も存在しない。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
一部の従業員向けにESOP(株式で給付するインセンティブプラン)はあるが、これは後程
役員向けに退職慰労引当金が5億円計上されているのが目に付く
取締役は8人しかいないので、これは従業員の処遇に比べるとかなり手厚い役員退職金であると思われます
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
なお、2017年12月期で役員退職引当金の新規繰入は停止している。それまで年間10百万円弱づつ増えていたのがストップ。
さすがに業績悪化で止めたようです
役員報酬は有価証券報告書で公開されています
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
2017年12月期は6人の社内取締役に対し総額で81百万円(役員退職金繰入8百万円を除く)。
オーナー経営にもかかわらず、そんなに多額ではありません。
10年前(勝久氏経営時代)は8人の取締役で180百万円。役員報酬は半減しています
人件費の話はここまでで、借入金のお話へ移ります。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
大塚家具、長らく無借金経営を誇ってきましたが、2018年6月期でとうとう800百万円の銀行借入を起こしています。もともと50億円のコミットメントライン(融資枠)を銀行と結んでいるので、そこから(個別銀行名は非開示)。
融資枠は無担保の契約だったようですが、2017年12月期の有価証券報告書注記をみますと、棚卸資産128億円と差入敷金13億円に担保設定が打たれた旨書かれている
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
2018年6月期の8億円の借り入れに追加担保を入れたかどうかは非開示でわからないですが・・
大塚家具、無借金経営といいつつ銀行借入がないというだけで実は不動産流動化による資金調達を前から行っていました。店舗の土地建物を売却するがそのまま賃借して利用し続けるというものでいったん手許に現金が入る。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
法的は売買でも、会計上は一定の条件を満たすと金融取引として処理される
2018年6月期の四半期報告書をみると、この不動産流動化で調達した負債23億円がバランスシートから消えている。店舗を閉鎖して流動化を解約したものと推測されます。現金が23億円返済したわけではなく土地と相殺したのか?(ここ不明)、PLを見る限り違約金などの損失はでていない
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
大塚家具、投資有価証券も切り売りして現金化しており、残りは10億円ほどしかありません。四半期報注記をみると含み益は約9億円。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
残っている銘柄はおそらく西武HDと帝国ホテルが大きい。三井不動産はゼロになっていました(2017年12月期有価証券報告書より
「一時的にボーナスを止めて人件費を削る」
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月15日
「含み益のある有価証券を売る」
「遊休土地を売る」
この手段はやりつくしていますので、もう手の打ちようがありません。
このペースで行くともう現金が回らなくなるのは時間の問題です、大塚家具。
大塚家具には退職金や企業年金制度がない、とtweetしましたが、HPの採用情報(福利厚生)をみたところ「確定拠出年金制度」があるとのこと。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
こちら、企業側が掛け金を毎月拠出して、従業員の指図による運用成果に応じて60歳以後に年金を受け取れる
拠出額の注記がないので、金額は多額ではなさそう
大塚家具、確定拠出年金のほかに、一定の資格がある従業員へ退職後に株式を給付する制度(ESOP)を設置しております
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
これは勤務に応じて「株式を受け取れる権利」が蓄積していって、退職後にそれに応じた大塚家具の株式を受け取れるという制度
ESOP、会計上は現金支出を伴わないものの人件費として処理され、未払に重要性があれば負債として引当しなければならないはずなのですがBSには見当たりません。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
また、制度開始時2015年11月に10万株自己株を信託していますが、その後まったく動いていないので、実際に株を受け取った退職者はいない様子
ESOPの詳細は開示資料からはわかりませんが、おそらく対象者は店長・次席クラスの管理職が対象なのではないかと。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
株式給付の退職制度というのは、頑張れば株価上昇につながるというインセンティブになるとうたわれていますが・・大塚家具の株式にそれが見込めるかは疑問
ボーナスの切り下げも続いているようですし大塚家具の従業員の立場からすれば未来の自社株よりも目先の現金給与を出してくれ、というところではないでしょうか
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
平均年収428万という水準で、これほど経営不安報道がでているなか退職者が続出しないのは・・それとも静かに人が逃げ出しているのでしょうか
次はバランスシートに計上されている差入保証金の件です
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
大塚家具のBSには差入保証金が47億円も計上されています
これは、店舗のために賃借している土地建物の所有者に、家賃保証などの目的で現金を差し入れているもの
退去時には原状回復すれば返金される契約になっているはず
大塚家具、不採算の店舗を閉鎖し続けています。退去時には原状回復工事をしなければなりませんが、工事業者に現金支払しなければならない。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
資金繰りが苦しいので原状回復工事の代金支払いも節約したいやもしれない
また、家主・地主側でも多額の保証金を一度に現金で返すのは難しいことも
両者の利害が合う場合は、原状回復義務と保証金返済を相殺して、居抜きのまま退去することも
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
いずれにせよ、資金繰りがギリギリであろう大塚家具は保証金を現金化したいが原状回復工事代金の支払いもあり、実際には47億円の差入保証金はアテにはできないものと考えられます(事実上使えない
さて次は棚卸資産の評価の件です。
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
2018年6月期の四半期報告書の「会計上の見積もりの変更」に、販売用の家具の評価について、仕入原価で計上し一定の率で切下(原価算入)していたものを、実際の値下がり率に合わせて切下率をUPしたとの記載が。
この見積もり変更により11億の原価増加(利益減少
家具もやはり流行り廃りがあり、仕入後一定期間過ぎても売れないものは値下げしないと捌けない。それが店舗閉鎖時のセールなどを考えると今までの値下げ率よりも切り下げ率を大きくしないと、正しく会計上の売上原価を表せないという見積もり変更になったということですね
— すらたろう (@sura_taro) 2018年8月16日
それにしてもいきなり11億
美人がイージーモードとか言ってる人 ジブリの「かぐや姫の物語」を観なさいよね
— Red pill🍨アドセンスクリックお願いします (@astro_hdg) 2018年8月10日
かぐや姫の物語は、女性から見た男性たちの醜さ、おぞましさ、いやらしさをリアルに描いた作品。鳥肌がたつけど見入ってしまうのは高畑勲監督ならではだよね。それにしても男性であるのに女性の気持ちに寄り添った作品を描けるところが高畑勲監督の凄いところ。 #ジブリのうた
— 歴女ではない🍀 (@rekijodehanai) 2018年8月9日
宇垣アナがかぐや姫の物語を女という生きづらさを描いてるという文脈で絶賛してたけど、あなたにそれいわれたらもうどうしようもない感あるな。
— 着ちゃってるもう佐藤 (@X0PHORYL7Z4TQLi) 2018年8月13日
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